サード(英語表記)Theater High-Altitude Area Defense; THAAD

精選版 日本国語大辞典 「サード」の意味・読み・例文・類語

サード

〘名〙 (third 「第三番目」の意)
野球で、三塁、または三塁手のこと。〔新式ベースボール術(1898)〕
自動車の変速ギヤの第三速。
※探偵事務所23(1962)〈大藪春彦〉一「ギアをサードに落し、道の端によって徐行するように見せかけていた」
③ (third mate (officer) から) 船で、三等航海士
※海に生くる人々(1926)〈葉山嘉樹〉三五「チーフメートもそこにゐた。セコンド、サードもそこにゐた」

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デジタル大辞泉 「サード」の意味・読み・例文・類語

サード(third)

第3のもの。3番目。
野球で、三塁。また、三塁手。「サードベース」
[補説]1は、「3rd」と書くこともある。

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知恵蔵 「サード」の解説

サード

THAAD」のページをご覧ください。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サード」の意味・わかりやすい解説

サード
Theater High-Altitude Area Defense; THAAD

戦域高高度空域防衛。限定的弾道ミサイル防御システム (GPALS) 構想における地域防衛用の地上発射型弾道ミサイル迎撃ミサイル。迎撃範囲は,高度 15~150km,射程 150~200km。機動式の TMD-GBR (早期警戒・捜索用レーダ) の誘導で目標に接近し,ミサイルに装備される赤外線センサを使って目標に直撃することから,KKV (Kinetic Kill Vehicle:運動破壊飛翔体) ともいわれる。システムは 15のミサイルを収納するランチャー,戦闘管理センター,射撃統制用レーダから構成されるが,パトリオットよりコンパクトで,大型トラックに搭載される。C-141B以上の大型輸送機であればシステム単位で移動できる。またこのミサイルの艦載型も検討されている。 1999年度試験運用,2004年の配備を予定している。

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デジタル大辞泉プラス 「サード」の解説

サード

1978年公開の日本映画。監督:東陽一、原作:軒上泊、脚本:寺山修司、録音:久保田幸雄。出演:永島敏行、吉田次昭、森下愛子、志方亜紀子、島倉千代子、内藤武敏、峰岸徹ほか。第52回キネマ旬報ベスト・テンの日本映画ベスト・ワン作品。第3回報知映画賞作品賞受賞。第33回毎日映画コンクール録音賞受賞。第21回ブルーリボン賞作品賞、新人賞(永島敏行)受賞。

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