コレギウム・アウレウム
これぎうむあうれうむ
Collegium Aureum
ドイツの合奏団。名称は「黄金の楽団」の意。1962年に、ドイツ・ハルモニア・ムンディのレコード録音のためにフランツヨーゼフ・マイアーを中心に設立された。おもに18世紀のオーケストラに見合う編成により、当時の楽器を用いてバロックから古典派の音楽を演奏する点で先駆的役割を果たした。64年から、録音に使っていたキルヒハイムのフッガー城内「糸杉の間」で短期間の音楽祭を行うようになり、さらに各国の音楽祭にも出演、75年(昭和50)初来日した。
[美山良夫]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例