デジタル大辞泉
「糸杉」の意味・読み・例文・類語
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いと‐すぎ【糸杉】
〘名〙
① ヒノキ科の常緑高木。アフガニスタン以西、地中海沿岸に分布し、
庭木や街路樹にもされる。高さ三〇メートル、直径〇・七メートルに達する。樹形は狭円錐形か円柱形。樹皮は灰褐色でうすくはがれる。葉は針形。四~五月頃に開花し、実は直径二~三センチメートルの
卵形。
種子は非常に狭い羽をもつ。材は淡黄褐色で建築、家具、船舶、楽器などに用いる。
イタリアンサイプレス。せいようひのき。ほそいとすぎ。ほそいとひば。
② ①と同属の常緑高木の
総称。中国揚子江沿岸産のシダレイト
スギ、北アメリカ西部産のマクナブイトスギなどがある。
③
コノテガシワの園芸
変種。枝が垂れ下がり、まばらに分枝する。いとひば。〔日本
植物名彙(1884)〕
④ スギの園芸品種、仙人杉(せんにんすぎ)の別名。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
糸杉
チェコの作曲家アントニン・ドヴォルザークの歌曲集(1865)。全18曲。モラヴィアの詩人グスタフ・フレーガー・モラフスキーの詩集『糸杉』に基づく。のちに弦楽四重奏として編曲された。
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糸杉 (イトスギ)
糸杉 (イトスギ)
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報