ゲツ・セツ・ひかげばしら・くさび(漢字)

普及版 字通 の解説


15画

[字音] ゲツ・セツ
[字訓] ひかげばしら・くさび

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(げつ)。は木を植えたてる形。は日影計測のために立てる日景柱。〔説文六上に「(げつ)は射の準なり」とするが、は罪刑の意であるらしく、柱を樹てて日景を測り、また標的をおいて射の準的とするのには、の方がふさわしい。と通じ、門の中じきり、また楔(せつ)と通じ、くさびの意。

[訓義]
1. ひかげばしら、はしら。
2. と通じ、門の中じきり。
3. (げつ)と通じ、危うい。
4. 楔と通じ、くさび。

[古辞書の訓]
名義抄 クサビ

[熟語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android