ゲツ・うごく(漢字)

普及版 字通 「ゲツ・うごく(漢字)」の読み・字形・画数・意味


7画

[字音] ゲツ
[字訓] うごく

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(月)(げつ)。〔説文十二上に「折るなり」とあり、〔国語、晋語八〕「其の本爲(た)るや固し。故に(うご)かすべからざるなり」とは、挺子(てこ)でこじ動かす意。字はがその本字であるらしく、字条に「動くなり」とみえる。に作るのと同じ。

[訓義]
1. うごく、うごかす。
2. おる、おれる。

[語系]
)ngiuat、兀・ngutは声義に通ずるところがある。兀はその形状、状態の象形字、はものをこじ動かすときの声をいい、ともに無理に力を加えて動かす意がある。

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android