ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カズベク山」の意味・わかりやすい解説
カズベク山
カズベクさん
gora Kazbek
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ジョージア(グルジア)とロシア連邦の北オセチア共和国の境にある山。過去にカフカス山系のボコボイ山脈に噴出した円錐(えんすい)形火山。標高5033メートル。山体を覆う溶岩は流紋岩、安山岩からなる。標高3300メートル以上は万年雪を頂き、氷河も数条(総面積135平方キロメートル)みられる。山麓(さんろく)は亜高山帯の植生で、草原は放牧地として利用される。「カズベク」はジョージア語で「氷の山」を意味する。
[小宮山武治]
線状に延びる降水帯。積乱雲が次々と発生し、強雨をもたらす。規模は、幅20~50キロメートル、長さ50~300キロメートルに及ぶ。台風に伴って発達した積乱雲が螺旋らせん状に分布する、アウターバンドが線状...