普及版 字通 「カイ(クヮイ)(漢字)」の読み・字形・画数・意味
19画
[説文解字]
[その他]
[字形] 形声
声符は(歳)(さい)。に・(かい)の声がある。〔説文〕四上に「飛ぶ聲なり」とあり、羽音をいう擬声語。
[訓義]
1. はばたきの音。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 波祢於止(はねおと) 〔名義抄〕 トブ
[熟語]
▶
9画
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(毎)(まい)。に(海)・(かい)の声がある。〔説文〕三下に「易卦の上體なり」とあり、易卦六爻(りくこう)のうち、下三爻を内、上三爻を外といい、またという。易はもと卜兆から起こり、卜兆を記録することから易卦が生まれたと考えられる。それで易筮の語彙には、卜法に由来するものが多い。もまた卜に従う。字はまた(悔)に作る。
[訓義]
1. 易の卦の上体、外卦。
21画
[字形] 形声
声符は貴(き)。〔玉〕に「面を洗ふなり。(かい)と同じ」とあり、〔説文〕十一上に「は面を洒(あら)ふなり」とある字にあたる。
[訓義]
1. かおあらう。
2. 字はまたに作る。
[熟語]
面▶・粱▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報