エウクレイデス(英語表記)Eukleides

デジタル大辞泉 「エウクレイデス」の意味・読み・例文・類語

エウクレイデス【Eukleidēs】[ギリシャの哲学者]

前400年ごろのギリシャ哲学者ソクラテス弟子で、メガラ学派創始者

エウクレイデス【Eukleidēs】[ギリシャの数学者]

ユークリッドのギリシャ語名。

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精選版 日本国語大辞典 「エウクレイデス」の意味・読み・例文・類語

エウクレイデス

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改訂新版 世界大百科事典 「エウクレイデス」の意味・わかりやすい解説

エウクレイデス(メガラの)
Eukleidēs
生没年:前450ころ-前380ころ

ソクラテスの友人メガラ学派を創立したギリシア哲学者,数学者。《ストイケイア》の著者は同名であるが,別人。彼はエレア学派から影響を受け,〈一〉と〈多〉の問題から,数学と哲学との密接な関係を追求し,論理学と数学を魂の向上救済の方法とする独自の哲学を提唱した。このことからピタゴラス学派の伝統下にあったと見てもよいだろう。断片以外に著作は残存しない。
執筆者:

エウクレイデス(アレクサンドリアの)
Eukleidēs

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旺文社世界史事典 三訂版 「エウクレイデス」の解説

エウクレイデス
Eukleides

生没年不詳
ヘレニズム時代の前300年ごろ活躍したギリシアの数学者。英語ではユークリッド(Euclid)という
プラトンアカデメイアに学び,アレクサンドリアで活躍。その著『幾何学原理(エレメンタ)』はユークリッド幾何学と呼ばれ,19世紀まで初等幾何学の標準的教科書であった。

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百科事典マイペディア 「エウクレイデス」の意味・わかりやすい解説

エウクレイデス

ユークリッド

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「エウクレイデス」の解説

エウクレイデス

ユークリッド

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世界大百科事典(旧版)内のエウクレイデスの言及

【メガラ学派】より

…メガラのエウクレイデスによって創始されたギリシア哲学の一派。パルメニデス,エレアのゼノン,ソクラテスの影響を強く受け,一元論的,観想的哲学を展開した。…

※「エウクレイデス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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