アンドレイ ペトロフ(英語表記)Andrei Pavlovich Petrov

20世紀西洋人名事典 「アンドレイ ペトロフ」の解説

アンドレイ ペトロフ
Andrei Pavlovich Petrov


1930.9.2 -
ソ連作曲家。
レニングラード生まれ。
卒業作品に交響詩「ラッダとロイコ」を作曲。その後音楽出版所Muzgizの編集者を経て、1961〜63年母校で教鞭をとる。作曲家としては’59年バレー「希望の岸辺」で認められ、’71年初演のバレー「天地創造」と’72年の合唱付き交響的フレスコ「ピョートル1世」で名声を得た。作品は文学や絵画的な主題に基づいて書かれ、無調性や偶然性、コラージュジャズなどの技法も使われ、劇的な要素や豊かなファンタジーも見られる。’67年、’76年ソ連邦国家賞受賞。他の作品に歌曲集「5つの楽しい歌」(’61年)、オペラ「ピョートル1世」(’75年)等がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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