アレクサンドル クプリーン(英語表記)Aleksandr Ivanovich Kuprin

20世紀西洋人名事典 の解説

アレクサンドル クプリーン
Aleksandr Ivanovich Kuprin


1870 - 1938
ソ連(ロシア)の作家
ペンザ県生まれ。
陸軍仕官学校卒業後、数年間軍務につくが1894年退役。その後は、さまざまな職業を転々としながら、新聞に時事的な風刺、印象記を書く。「モローフ」(’96年)、「オレーシャ」(’98年)で文壇に認められ、チェーホフ、ゴーリキ、トルストイ親交を結ぶ。1905年長編「決闘」で注目を集め、娼婦たちの悲惨な生態を描いた「ヤーマ」(’09〜15年)も名高い。10月革命後パリに亡命、’37年帰国するが、翌’38年病没した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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