デジタル大辞泉
「じめじめ」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
じめ‐じめ
〘副〙 (多く「と」を伴って用いる)
① ひどく湿気を帯びて不快、不潔、陰気な
感じのするさまを表わす語。
※
多情多恨(1896)〈
尾崎紅葉〉後「
翌日も雨は猶収らず、然しては降るでもなしに津湿
(ジメジメ)と」
②
性格ややり方などが、しめっぽくて陰気なさまを表わす語。
※
歌舞伎・
彩入御伽草(1808)蛍ケ沼の場「ト紙入れより毒の包みを出し『して小平次をジメジメとやりさへすれば、跡へはこなたが乗り込むか』」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報