えいやっとう

精選版 日本国語大辞典 「えいやっとう」の意味・読み・例文・類語

えいやっ‐とう

[1] 〘感動〙 刀を振りまわして、切り合う時などの掛け声
浄瑠璃・国性爺合戦(1715)四「ゑい、やったう、やったう、ゑいゑいたう、ゑいやったうと、上段下段の太刀さばき」
[2] (掛け声から転じて)
① 刀の切り合い。剣術。えいやっと。やっとう。
※浄瑠璃・義経新高館(1719)二「ゑいやっとうは武士の役」
② いくさ。
※浄瑠璃・木下蔭狭間合戦(1789)六「去年の冬から此お国はゑいやっとうが始まって」

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