あい

精選版 日本国語大辞典 「あい」の意味・読み・例文・類語

あい

感動
① 呼ばれたときに返事をしたり、同意を表わしたりすることば。
※浄瑠璃・国性爺合戦(1715)四「呉三桂(ごさんけい)、呉三桂(ごさんけい)とめさるる御声おとなしく、雪のみやまにうぐひすのはつねを聞きし思ひにて、あひ、あひ、あひ、とかうべをさげ」
② 何か行動に移ろうとするときなどに、相手注意を促したり、挨拶のことばの上に軽く添えたりして用いる語。
洒落本・弁蒙通人講釈(1780)「アイとさし出す火入を取て」

あい

〘終助〙 文末について、注意をうながしたり、念を押したりするのに用いる。
※ロドリゲス日本大文典(1604‐08)「タソ イルカ ai(アイ)
[補注]「ロドリゲス日本大文典」「コリャード日本文典」の説明では、「よ」「や」「やい」などと同類で、身分の高いものが低い者と話すときに用いるものとする。

あい

〘名〙 北北東の風。
随筆烹雑の記(1811)前「佐渡方言に〈略〉北は正丑(まうし)より吹をあひ」

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デジタル大辞泉プラス 「あい」の解説

あい

日本のポピュラー音楽。歌はシンガーソングライター、近藤晃央(あきひさ)。2013年発売。TBS系で放送ドラマ「名もなき毒」の主題歌

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