DNAバーコード(読み)ディーエヌエーバーコード

デジタル大辞泉 「DNAバーコード」の意味・読み・例文・類語

ディーエヌエー‐バーコード【DNAバーコード】

DNA barcodes生物種に特有なDNA配列の一部を抽出し、バーコードのように登録したもの。生物の組織の一部から種を同定することができる。2003年にカナダのゲルフ大学教授ポール=ヒーバートらが提唱各国政府・研究機関で取り組みが進められている。生物分類学の網羅的な学術データベースとして役割が期待されるほか、病害虫の特定や農水産物の品種判定などにも活用されている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android