BT剤(読み)ビーティーザイ

デジタル大辞泉 「BT剤」の意味・読み・例文・類語

ビーティー‐ざい【BT剤】

BTBacillus thuringiensisの略》 生物農薬の一。細菌の一種バチルスチューリゲンシスの生菌および産生毒素からなる。日本において初めて使用された生物農薬であり、チョウ・ガ類の駆除に用いられる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「BT剤」の意味・わかりやすい解説

BT剤【ビーティーざい】

昆虫病原細菌バチルス・チューリンゲンシスが生産するタンパク質毒素を有効成分とする殺虫剤。鱗翅(りんし)目,双翅目甲虫目の昆虫の幼虫が,経口的に摂取した場合に毒性を発揮する。
→関連項目生物農薬

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android