龍紋(読み)りゅうもん

精選版 日本国語大辞典 「龍紋」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐もん【龍紋・龍文・龍門・流リウ紋・立リフ紋】

〘名〙
① 龍の模様。龍をかたどった模様。
※山陽遺稿(1841)詩集・一・昌黎像「筆底江河走蛟龍、龍文之鼎力能扛」 〔史記‐田単伝〕
② 太い糸で織った粗い絹織物。中国朝鮮から伝来した。江戸時代には多く帯・はかまに用いた。無紋や綾文があった。
※栄花(1028‐92頃)歌合紅梅のりうもんの唐衣

りょう‐もん【龍紋】

〘名〙 =りゅうもん(龍紋)①〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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