デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鳥居清信(初代)」の解説 鳥居清信(初代) とりい-きよのぶ 1664-1729 江戸時代前期-中期の浮世絵師。寛文4年生まれ。初代鳥居清元(きよもと)の次男。鳥居派の始祖で鳥居家初代。父と大坂から江戸にうつり,芝居の看板絵をかく。一枚摺(ず)りの役者絵を考案し,瓢箪足(ひょうたんあし),蚯蚓描(みみずがき)という鳥居派独自の画法を創造。美人画にもすぐれた。享保(きょうほう)14年7月28日死去。66歳。通称は庄兵衛。代表作に「上村吉三郎の女三の宮」「風流四方屏風(びょうぶ)」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例