日本大百科全書(ニッポニカ) 「鬼殻焼き」の意味・わかりやすい解説 鬼殻焼きおにがらやき エビの焼き物料理。クルマエビのひげと足を短く切り、頭から尾まで腹開きにして、頭から尾に向けて金串(かなぐし)を打ち、さらに横から2本の金串を末広形に打つ。腹と背両面に塩少々を加えたみりんを塗り、身から焼き、裏返して背面も焼き、さらに卵とみりんを同割にしたものを両面に焼きながら三度塗る。これは、この料理の特色として殻まで食べられるようにするためであるが、現在、木炭を使用しないので、この焼き方はほとんど行われず、形態だけが残っている。[多田鉄之助] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「鬼殻焼き」の解説 おにがらやき【鬼殻焼き】 伊勢えびや車えびを殻つきのまま背開きにし、たれをつけながら焼いた料理。◇「鎧(よろい)焼き」「具足焼き」ともいう。 出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報