日本大百科全書(ニッポニカ) 「高雄(京都市)」の意味・わかりやすい解説 高雄(京都市)たかお 京都市西部、右京区の愛宕山(あたごやま)東麓(とうろく)の地。清滝(きよたき)川の渓谷に沿う景勝地。高尾とも書き、北に接する栂尾(とがのお)、槇尾(まきのお)とともに三尾(さんび)とよばれ、古来紅葉(もみじ)の名所として知られる。国道162号(周山街道)が通じているが、1965年(昭和40)嵐山(あらしやま)・高雄パークウェイが開通して交通も便利になった。高雄山中腹には神護寺(じんごじ)がある。和気清麻呂(わけのきよまろ)建立の寺を奏請してこの地に移したと伝えられる。[織田武雄][参照項目] | 神護寺 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例