高虫村(読み)たかむしむら

日本歴史地名大系 「高虫村」の解説

高虫村
たかむしむら

[現在地名]蓮田市高虫

蓮田台地の北西端にあり、元荒川の右岸、綾瀬川の左岸に位置する。東は上平野かみひらの村、西は足立郡五町台ごちようだい(現桶川市)。北を流れる元荒川に柴山しばやま(現白岡町)に通じる土橋が架かる(風土記稿)。寛永七年(一六三〇)岩槻藩阿部氏の検地があった(風土記稿)。田園簿では旗本伊奈領で、田高一六七石余・畑高一一八石余。ほかに改出し分三五石余、野銭永二貫三七五文。伊奈領は元禄一〇年(一六九七)上知と考えられ(寛政重修諸家譜)、国立史料館本元禄郷帳では幕府領。宝暦一三年(一七六三)下総佐倉藩領となり(「堀田氏領知調帳」紀氏雑録続集)、幕末の改革組合取調書でも同じ。村の南西方、小針領家こばりりようけ(現桶川市)との間にある水除堤は、慶長年中(一五九六―一六一五)代官頭伊奈忠次が綾瀬川を荒川(現元荒川)から分離するため築いたもので、備前びぜん堤と称する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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