高尾神社(読み)たかおじんじや

日本歴史地名大系 「高尾神社」の解説

高尾神社
たかおじんじや

[現在地名]雄和町女米木

女米木めめき村の南にある標高三八三メートルの高尾山山頂に本宮があり、字高麓沢こうろくざわに里宮がある。祭神は天照大神ほか六神。旧村社。正保四年(一六四七)の出羽一国絵図に「高尾権現」として描かれる。「羽陰温故誌」によれば、藩政期には佐竹氏の崇敬社で社領四石五斗。

山伏修験霊場として女米木村の高尾山大王だいおう寺・玉宝山大覚だいかく院・修行山金剛こんごう院の籠山修行の道場となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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