高安山墳墓群(読み)たかやすやまふんぼぐん

日本歴史地名大系 「高安山墳墓群」の解説

高安山墳墓群
たかやすやまふんぼぐん

[現在地名]三郷町南畑など

高安城跡の確認調査中、大阪府八尾やお市との境、高安山霊園に隣接した地点から奈良〜平安時代にかけての墓地が検出された。墓地は土葬墓二基、火葬墓三〇基からなっていた。土葬墓のうち一は方形を敷並べて槨室を築き、木棺を置いたもの。二は土壙を穿ち、木炭を敷詰めた中に木棺を安置したもので、鉄板一枚が副葬されていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android