高ボッチ(読み)たかぼっち

日本大百科全書(ニッポニカ) 「高ボッチ」の意味・わかりやすい解説

高ボッチ
たかぼっち

長野県中央部、筑摩山地(ちくまさんち)南端に位置する高ボッチ山(1665メートル)西斜面の高原。1500メートル前後の緩やかな起伏をなし、北アルプスを一望できる。6、7月にはレンゲツツジ、9月にはマツムシソウが咲く。草原は牛や馬の放牧場になっていて、毎年8月に農耕馬による草競馬が行われる。塩尻(しおじり)峠付近から高ボッチ山を経て鉢伏(はちぶせ)山へ車道が通じている。

[小林寛義]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android