馬乗初(読み)うまのりはじめ

精選版 日本国語大辞典 「馬乗初」の意味・読み・例文・類語

うまのり‐はじめ【馬乗初】

〘名〙
少年が初めて馬に乗る儀式うまのりぞめ。
蔭凉軒日録‐永享一二年(1440)三月二九日「昨日若様御馬乗始」
新年に行なう乗馬初めの儀式。うまのりぞめ。うまめしぞめ。乗馬始
※俳諧・滑稽雑談(1713)正月「陰陽暦曰『馬乗初又飛馬始』と云々。是を以て二事とす、心得がたし」

うまのり‐ぞめ【馬乗初】

※俳諧・番匠童(1689)正月「馬のりそめ 飛馬はしめ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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