首切歌(読み)くびきれうた

精選版 日本国語大辞典 「首切歌」の意味・読み・例文・類語

くびきれ‐うた【首切歌】

〘名〙 和歌で、初句(首句)と二句との接続がわるいもの。
悦目抄(1317‐19頃か)「これぞわろき歌の本として、くびきれ歌にて、読まじき体を注する歌 五月雨に知らぬ杣木の流れ来てをのれと渡す谷の梯」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android