精選版 日本国語大辞典 「初句」の意味・読み・例文・類語
しょ‐く【初句】
〘名〙
※東山往来拾遺(1092‐1107頃)「所謂聖教云。檀波羅密、越二生死海一云々。取二初句之檀一故云レ檀。取二第二句初字一故名二檀越一也」
② 和歌・俳句のはじめの句。五音句なので俳句では初五ともいう。
※病牀六尺(1902)〈正岡子規〉七一「即ち甘酒屋と初句をぶっつけに置いた処が不審な点である」
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