食品分析(読み)しょくひんぶんせき

百科事典マイペディア 「食品分析」の意味・わかりやすい解説

食品分析【しょくひんぶんせき】

食品がどのような栄養素を,どのような割合で含有するかを決定すること。普通,可食部分100gの試料につき水分タンパク質脂質灰分,繊維(炭水化物のうちセルロースを主体とする酸・アルカリに不溶のもの)の量を測り,残量を糖質とする。またタンパク質,脂質,糖質の量から,その食品のカロリーを計算し,鉄,カルシウムナトリウムリンなどの無機質や,主要なビタミン類についてもそれぞれ定量する。以上の結果から,食品成分表が作られる。
→関連項目灰分

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栄養・生化学辞典 「食品分析」の解説

食品分析

 食品を分析することで,通常栄養学上意味のある成分を分析すること.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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