頑迷不霊(読み)がんめいふれい

四字熟語を知る辞典 「頑迷不霊」の解説

頑迷不霊

頑迷で無知なこと。また、その様子

[活用] ―な。

[使用例] 三次郎君はいつにない僕の権幕に驚いたが、見る見るその頑冥不霊な顔に圧制者の相を出し[徳富蘆花*思出の記|1900~01]

[使用例] 不肖田原微力をもって、頑迷不霊の金力主義者等に対抗し[水上滝太郎大阪の宿|1925~26]

[解説] 「頑迷」(「頑冥」とも)は頑固で物事道理に暗いこと。「不霊」は精神のないこと、愚かなことの意味

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

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