鞍掛山(読み)くらかけやま

日本歴史地名大系 「鞍掛山」の解説

鞍掛山
くらかけやま

[現在地名]玖珂町谷津

玖珂本郷の中心部北方の山で、標高二四〇・一メートル。鞍掛城跡があり、古戦場でもある。

享保増補村記」に「大内家ノ杉治部大輔隆泰が要害ナリ、本丸・二丸・三丸ノ跡トテ、嶺々引平シタル所アリ、井ノ跡アリ、弘治元年閏十月、元就公・隆元公・元春公御出陣アリテ、杉ヲ御退治ナサレタル由、諸書ニ見エタリ」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「鞍掛山」の解説

鞍掛山

岩手県岩手山南麓に位置する山。標高897メートル。名称は、馬の背に鞍をかけたような形状から。童話作家、宮沢賢治ゆかりの「イーハトーブの風景地」の一部として国の名勝指定されている。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

事典・日本の観光資源 「鞍掛山」の解説

鞍掛山

(香川県綾歌郡綾川町)
香川のみどり100選」指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

世界大百科事典(旧版)内の鞍掛山の言及

【玖珂[町]】より

…山陽自動車道が東西に通じ,玖珂インターがある。野口の岩隈八幡宮は玖珂六郷の惣社として知られ,玖珂駅北方の鞍掛山(240m)には戦国時代の古城跡があり,蓮華山(576m)はマツタケの産地である。【三浦 肇】。…

※「鞍掛山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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