青山 鶏一(読み)アオヤマ ケイイチ

20世紀日本人名事典 「青山 鶏一」の解説

青山 鶏一
アオヤマ ケイイチ

昭和期の詩人



生年
明治39(1906)年12月2日

没年
昭和61(1986)年

出生地
埼玉県上尾町

本名
小川 富五郎

経歴
大学卒業後、画家を志していたが、昭和9年従兄の千家元麿が編集した「詩篇」に「仏の歌」「春」を発表し、詩作に転じる。以後「文芸汎論」「新領土」などに詩を発表し、15年「近世頌歌」を発表。戦後は「詩学」などに発表し、「白の僻地」「悲歌」を刊行。「歴程」同人。一方、終戦直後、自宅に出版社・白鳥書院を設立。21年子ども向け雑誌「こども雑誌」を創刊。全国に配送されるが、社会の復興とともに大手出版社に読者を奪われ、23年廃刊。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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