霊・灵(読み)れい

精選版 日本国語大辞典 「霊・灵」の意味・読み・例文・類語

れい【霊・灵】

〘名〙
肉体に宿って肉体を支配し、また、肉体を離れても存在すると考えられる精神的本体霊魂。たましい。たま。
※宇津保(970‐999頃)蔵開上「『此の蔵、先祖の御れい開かせ給へ』と祈り給ふ」 〔諸葛亮‐前出師表〕
人知ではかり知ることのできない力のあるもの。目に見えない不思議な働きのあるもの。
小学読本(1884)〈若林虎三郎〉二「人は万物の霊にして能く言語し又事物を考ふる智を具ふるものなり」 〔書経‐泰誓上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android