雌宝香(読み)メタカラコウ

デジタル大辞泉 「雌宝香」の意味・読み・例文・類語

め‐たからこう〔‐たからカウ〕【雌宝香】

キク科多年草高原などの湿地に生え、高さ約1メートル。茎は赤紫色を帯びる。葉は長い柄があり、心臓状三角形で、互生する。秋、茎の上部に黄色い花を総状につけ、ふつう舌状花は1~3個でオタカラコウより少ない。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「雌宝香」の意味・読み・例文・類語

め‐たからこう ‥たからカウ【雌宝香】

〘名〙 キク科の多年草。本州四国九州山地の湿ったところに生える。高さ六〇~一〇〇センチメートル。葉は長柄をもち心臓形で縁に歯牙がある。六~九月、黄色い頭状花を総状に多数つける。舌状花は二~三個で中心管状花は六~八個ある。〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「雌宝香」の解説

雌宝香 (メタカラコウ)

学名Ligularia stenocephala
植物。キク科の多年草,高山植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android