四国(読み)しこく

精選版 日本国語大辞典 「四国」の意味・読み・例文・類語

し‐こく【四国】

[1]
[一] 南海道六か国のうち、四国島を形成する阿波・讚岐・伊予・土佐の四か国を合わせていう。北は瀬戸内海、南は太平洋に面し、東は鳴門海峡・紀伊水道を隔てて近畿地方、西は豊予海峡・豊後水道を隔てて九州島と対する。
※今昔(1120頃か)三一「四国の辺地と云ふは伊予・讚岐・阿波・土佐の海辺の廻也」
[2] 〘名〙 場所や地名などをわざとぼかしていう語。
※洒落本・売花新駅(1777)閨中并にきぬぎぬ「『どこで酔ったのだ』『四こくでさ』」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「四国」の意味・読み・例文・類語

しこく【四国】[地名]

日本列島の四大島の一。
四国地方のこと。
南海道6か国のうち、四国島を構成する阿波あわ讃岐さぬき伊予土佐の4か国の称。

し‐こく【四国】

四つの国。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「四国」の読み・字形・画数・意味

【四国】しこく

四方の国。

字通「四」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

破壊措置命令

弾道ミサイルなどが日本に飛来・落下する恐れのある場合に、それを破壊するよう防衛大臣が自衛隊に命じること。弾道ミサイル破壊措置命令。[補説]原則として内閣総理大臣の承認を得た上で行われるが、事態の急変な...

破壊措置命令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android