集福寺村(読み)しゆうふくじむら

日本歴史地名大系 「集福寺村」の解説

集福寺村
しゆうふくじむら

[現在地名]西浅井町集福寺

村の北、塩津しおつ谷北縁の谷間に立地。東部行市ぎよういち山系に発する集福寺川は西南おお川に合流。集落の西方大川沿いを塩津街道が通る。当村から池原いけはら山越池原村(現余呉町)に至る道(集福寺坂越)は、塩津街道と北国街道を結ぶ。村名はもと天台宗の吉祥山集福寺が所在したことに由来。建武三年(一三三六)一〇月、京を追われた新田義貞軍勢木目きのめ(木ノ芽峠)越えで越前敦賀を目指した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android