陽木(読み)ようぼく

精選版 日本国語大辞典 「陽木」の意味・読み・例文・類語

よう‐ぼく ヤウ‥【陽木】

〘名〙
① 春や夏に生え茂り、秋冬に落葉する木。桐などの類。一説に、山の南側に生える樹木。〔周礼地官山虞
沈香陰陽に配し、六国のうち伽羅(きゃら)を陽とするもの。異説もある。
随筆貞丈雑記(1784頃)八「伽羅は陽木也。薬に入て用るに〈略〉伽羅は気をのぼする物也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android