阿部静枝(読み)あべ しずえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「阿部静枝」の解説

阿部静枝 あべ-しずえ

1899-1974 大正-昭和時代の歌人
明治32年2月28日生まれ。尾上柴舟(おのえ-さいしゅう)にまなび,戦前は「水甕」「ポトナム」で活躍,戦後は女人短歌会創立にくわわる。夫の温知(おんち)とともに社会民衆党でも活動。昭和49年8月31日死去。75歳。宮城県出身。東京女高師(現お茶の水女子大)卒。旧姓二木本名は志つえ。歌集に「秋草」「霜の道」など。
格言など】山ふかくふたり入り来ていのち愛し水ふくみあひて更には登る(「秋草」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例