間瀬みつ(読み)ませ みつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「間瀬みつ」の解説

間瀬みつ ませ-みつ

1833-1921 幕末-大正時代の女性。
天保(てんぽう)4年生まれ。陸奥(むつ)会津(あいづ)藩(福島県)藩士間瀬新平衛の次女。36歳で戊辰(ぼしん)戦争を経験し,慶応4年若松城(鶴ケ城)に籠城した。籠城の日から斗南(となみ)(青森県)移住,会津帰国までを克明にかいた「戊辰後雑記」は,戦争を女性の目からみた貴重な体験記となっている。大正10年死去。89歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android