門外(読み)もんがい

精選版 日本国語大辞典 「門外」の意味・読み・例文・類語

もん‐がい ‥グヮイ【門外】

〘名〙
① 門のそと。門よりそとのところ。
※三教指帰(797頃)上「翹翹車乗、門外接軫」
浮世草子好色一代女(1686)六「足ばやに門外(モングイ)に出」 〔礼記‐檀弓下〕
専門以外であること。その物事範囲外であること。
南方熊楠学風(1952)〈桑原武夫〉「私は門外で不たしかであるが」

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デジタル大辞泉 「門外」の意味・読み・例文・類語

もん‐がい〔‐グワイ〕【門外】

門のそと。門よりそとの所。
その分野を専門としていないこと。専門外。

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普及版 字通 「門外」の読み・字形・画数・意味

【門外】もんがい(ぐわい)

門の外。〔史記伝論賛〕始め尉と爲るや、客、門に(み)つ。廢せらるるにんで、門外、雀羅(じやくら)(雀とりの網)を設くべし。

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