長者三代(読み)ちょうじゃさんだい

精選版 日本国語大辞典 「長者三代」の意味・読み・例文・類語

ちょうじゃ【長者】 三代(さんだい)

祖父は苦労して財産をつくり、子はその遺風をうけて守るが、三代目の孫の代になると、生活がぜいたくになり、父祖家産を傾けることが多いというところから、長者の家は三代よりは続かないということ。〔随筆・多波礼草(1789)〕

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