デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長円(1)」の解説 長円(1) ちょうえん ?-? 平安時代中期の僧。筑紫(つくし)の人。比叡(ひえい)山で日夜法華経を読誦(どくじゅ)し,不動明王につかえて修行。のち葛城(かつらぎ)山での苦行のときや熊野から金峰山(きんぷせん)へいく途中で道にまよったときなどに,法華経の力と明王の霊験のあらたかさを感得したという。長久年間(1040-44)に没した。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例