銀山新畑村(読み)ぎんざんしんぱたむら

日本歴史地名大系 「銀山新畑村」の解説

銀山新畑村
ぎんざんしんぱたむら

[現在地名]尾花沢市銀山新畑

銀山川上流にあり、南東上流はかみはた村、西下流は上柳渡戸かみやなぎわたりど村に続く。延沢のべさわ(野辺沢)銀山の鉱山集落を中心に、寛文一〇年(一六七〇)検地で成立した。同銀山は寛永期(一六二四―四四)を最盛期とし、以降しだいに衰退したため生業は湯宿稼業を主とした。寛文一〇年の検地帳(藤文書)では、田はなく畑・屋敷のみで、高三九石余、反別一二町九反余。正徳二年(一七一二)の村明細帳写(玉野村史)では、家数六七(家持四一・借地店借二〇・寺六)、人数二七一、村内に出湯二、上ノ畑村との入会萱野三ヵ所があった。宝暦一一年(一七六一)の家数四三・人数二〇一(「御巡見様御案内覚帳」二藤部文書)。天明八年(一七八八)の村明細帳写(柳橋文書)によれば高四三石余はすべて畑方、年貢は金納で、「畑作リハ野菜而已ニ相成候ニ付、渡世之義者、温泉之助ニ相成并銀山見立渡世掘リ其外焼山・捨石・すり貝等稼ヲ以相続罷在」という村柄であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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