鈍間・野呂間・野呂松(読み)のろま

精選版 日本国語大辞典 「鈍間・野呂間・野呂松」の意味・読み・例文・類語

のろ‐ま【鈍間・野呂間・野呂松】

〘名〙
※雑俳・あかゑぼし(1702)「時々はのろま芝居益気湯
② (形動) 動作や頭の働きがにぶいこと。愚鈍なこと。のろくて気がきかないこと。また、その人。まぬけ。のろまつ。〔随筆・本朝世事談綺(1733)〕
滑稽本東海道中膝栗毛発端(1814)「わっちらが所の野呂馬(ノロマ)どのものろまなりゃア、あの又おかみさんもあんまりじゃアござりませんかへ」
※雑俳・露丸評万句合‐宝暦一三(1763)「のろまから金時に成とうがらし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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