金時(読み)キントキ

デジタル大辞泉 「金時」の意味・読み・例文・類語

きんとき【金時/公時】

源頼光四天王の一人、坂田金時のこと。幼名金太郎

金太郎をかたどった人形
赤ら顔であるところから》顔の赤い人。
甘く煮た小豆の上に、細かく削った氷を盛った食べ物。氷あずき。氷金時。
《「金時芋」の略》川越芋別名
金時豆」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「金時」の解説

金時

 子実用のインゲンマメ品種で赤紫色で大型の豆.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の金時の言及

【インゲンマメ(隠元豆)】より

…中南米,アフリカ,インドなどでは主食に多く利用され,豆の形,色などに多数の変異がある。豆用の品種(イラスト)としては紅または濃赤褐色の金時,昭和金時などが煮豆や甘納豆に使われ,シロインゲンの大手芒(おおてぼう),大福などは白あんや煮豆,甘納豆,きんとんなどに,豆にまだら模様のある虎豆,うずら豆などは煮豆用に使われる。日本での主産地は,豆用が北海道,若さや用は千葉,福島,奈良県などである。…

※「金時」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android