酒上熟寐(読み)さけのうえの じゅくね

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「酒上熟寐」の解説

酒上熟寐 さけのうえの-じゅくね

1724-1784 江戸時代中期の狂歌師
享保(きょうほう)9年生まれ。江戸市谷左内坂の名主。酒をこのむが,晩年は禁酒して瓢空酒(ひさごの-からさけ)と称した。安永のころ大田南畝(なんぽ)とともに宝合(たからあわせ)の会や観月宴の世話役をつとめた。天明4年5月19日死去。61歳。姓は島田。名は友直。字(あざな)は士諒。通称は左内。狂名は「うましね」「すぐね」ともよむ。

酒上熟寐 さかのうえの-じゅくね

さけのうえの-じゅくね

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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