選定・撰定(読み)せんてい

精選版 日本国語大辞典 「選定・撰定」の意味・読み・例文・類語

せん‐てい【選定・撰定】

〘名〙 えらび定めること。多くなかから目的にあったものをえらびとること。
兼仲卿記‐弘安四年(1281)七月紙背(某申状)「撰定日時之間、勘改之例不勝計
経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉前「双方より委員を撰定し」

せん‐じょう ‥ヂャウ【選定・撰定】

〘名〙 叙位除目(じもく)に際して提出される申文について、外記がその内容を審査して、当否を判定すること。
西宮記(969頃)三「頭奉勅仰諸司所々、令申文、撰定奏聞」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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