精選版 日本国語大辞典 「遠雁」の意味・読み・例文・類語
とお‐かりがね とほ‥【遠雁】
〘名〙
① 遠い空を飛ぶ雁。
② 空遠く飛ぶ雁の姿をかたどった模様。「人」の字をさかさまにしたようなもの。とおかり。
※大石寺本曾我物語(南北朝頃)九「遠鴈金の付たる紺の袴のくくりを結ひ」
とお‐かり とほ‥【遠雁】
〘名〙 =とおかりがね(遠雁)②
※伊勢備後守貞明覚悟記(1504‐21頃か)「馬の印の事〈略〉遠雁」
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