運川寺(読み)うんせんじ

日本歴史地名大系 「運川寺」の解説

運川寺
うんせんじ

[現在地名]川上村大字東川小字仲居

吉野川北岸、東川うのがわ集落を見下ろす小丘陵上に位置する。竜谷山と号し、曹洞宗。本尊釈迦如来。開山開基は不明であるが、応永三年(一三九六)創建とも伝える。享保二〇年(一七三五)鋳造の鐘銘に「不詳開何年、而今追祀度田四世鷹室洞俊和尚而、為開山第一祖 今大殿厨庫 乃前任雄室英公之所鼎新也、公乃運川寺四世高山春慶和尚之徒也」とある。開山洞俊は天文四年(一五三五)八月八日没。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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