精選版 日本国語大辞典 「遊山・游山」の意味・読み・例文・類語
ゆ‐さん【遊山・游山】
〘名〙
※円照上人行状(1302)「照公遁世之後、数事二遊参一」 〔勅修百丈清規‐五・装・包〕
③ 遊びに出かけること。気ばらしに外出すること。
※咄本・多和文庫本昨日は今日の物語(1614‐24頃)「ある人鼓すき、ここかしこに神事能などあればさし出て、日々にゆさんのみにて暮しければ」
④ 気ばらしをすること。なぐさみ。
※コンテムツスムンヂ(捨世録)(1596)一「Yusan(ユサン)、モノガタリノ タメニワ アラズ」
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