デジタル大辞泉
「通塞」の意味・読み・例文・類語
つう‐そく【通塞】
1 通じることとふさがること。
2 前途が開けることと閉ざされること。幸と不幸。
「政の可否にしたがひて御運の―あるべし」〈神皇正統記・後嵯峨〉
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つう‐そく【通塞】
〘名〙
※
正法眼蔵(1231‐53)四禅比丘「なんだちが所見すべて仏法の通塞を論ずるにたへず」
② 運のひらくことと不運なこと。幸と不幸。窮通。
窮達。
※
本朝文粋(1060頃)一・
裘賦〈
兼明親王〉「亦夫世有
二治乱
一、時有
二否泰
一命有
二通塞
一、迹有
二顕晦
一」
※
太平記(14C後)二七「然れば師直・師泰が
安否、将軍兄弟の通塞
(ツウソク)も辨
(わきま)へ難し」 〔易経‐節卦〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「通塞」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報