デジタル大辞泉
「逆モーション」の意味・読み・例文・類語
ぎゃく‐モーション【逆モーション】
1 野球などで、動きだそうと構えた方向と反対の側に球が来て、逆の動きを強いられること。
2 映画などのトリック撮影の一。撮影した齣の順序を逆に焼き付けるもの。屋根から飛び降りるところを写して、屋根へ跳び上がる場面にするなど。
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ぎゃく‐モーション【逆モーション】
① 野球などで、予期される
動作とは逆方向に体などを急に動かすこと。〔モダン用語辞典(1930)〕
② 映画の
トリックの
一つ。焼き付けの順序を逆にして、場面が
実際に撮影したものと逆に展開するようにしたもの。たとえば、
高所へとび上がる場面をとるのに、高所からとび降りるところを写して、焼き付けの順序を逆にするような
方法。
※
地底の歌(1948)〈
平林たい子〉穴くま「思いがけない逆モーションみたいな力で気押されるのを体じゅうの力でふみとまって」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報